体から心に【アプローチの基本】

今回はうつ病や自律神経失調症へのアプローチの基本をお伝えします。

すでに知っている方は復習をかねてお聞きください。


うつ病や自律神経失調症を体から


なぜ、うつ病や自律神経失調症を体からアプローチするのでしょうか。


ストレスを抱えている人は、思考や感情にかたよりがあることがほとんどです。


例えば、ついネガティブに考えてしまうというのは、思考のかたよりです。



そして、つい我慢してしまう、ついイライラしてしまうというのは、感情のかたよりです。


これらがストレスとなって大きくなり、うつ病や自律神経失調症になるのです。


では、思考と感情のかたよりをどのようにアプローチすればいいのでしょうか?


ここで多くの方は「思考は思考に」、「感情は感情に」という具合に直接アプローチしてしまいます。

しかし残念ながらこれではうまくいかないことが多いのです。


体を変える必要性


例えば、ついネガティブに考えてしまう人に、「ネガティブに考えないで」といってもなかなかその通りにはできません。


イライラする人に「イライラしないで」といってもイライラしてしまいます。


つい我慢してしまう人に「我慢をしないでもっと自分を出さなきゃ」といっても、なかなか思う通りにはできません。


なぜできないかというと、実は体にそのようなパターンが染みついているからなのです。

ですから、まずは体を変える必要があるのです。


例えば、ネガティブの方は体が快活に動ける人や快適な体を持っている人はほとんどいません。

つまり、そのような体なのでネガティブに考えてしまうのです。


これは我々の日常でもよくあることです。


例えば、胃が3日間ぐらい痛いと「ひょっとして胃ガンかな?」とネガティブに考えることがあります。

つまり、胃が痛いという体なのでネガティブに考えてしまうのです。


胃が痛くなくなれば「胃ガンかもしれない」というネガティブな思考は消えています。


ですから、イライラする人はイライラする人の体を持っていて、我慢してしまう人は我慢してしまう体を持っているのです。


姿勢を整えてあげるだけでネガティブな思考がなくなることはよくあることです。

所要時間はほんの10分程度です。


このように、感情や思考のかたよりは、それぞれに直接アプローチするよりも体からアプローチすると改善がとても早いのです。



では、「なぜそうなのか」という疑問が湧いてくる人もいるかと思います。


次回は「なぜ体からアプローチすると思考や感情が変わるのか」を脳機能学の観点からお伝えいたします。


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