顎関節症と三叉神経

ここであなたに一つ質問です。
「脳幹」は、健康状態にどのくらい重要でしょうか?


分かりきったことですが、 健康状態を通り越して、生きるうえで脳幹はとても重要な場所です。 そのため、脳幹の働きを正常にさせることが 健康的に生きるために必要な条件になります。


この脳幹は、中脳・橋・延髄の3つに分けることができます。 そしてこの3つ全てに神経核を持っている神経があります。 それは「三叉神経」です。


そして、この三叉神経と顎関節はとても深く関連しています。 そのため、顎関節症をそのまま放置しておくと、 脳幹全体の機能が低下してしまい 様々な症状が出てしまうのですね。
では、詳しくお伝えしていきます。


三社神経の概要


三叉神経は、以下の4つの神経核を持っています。
  • 三叉神経中脳路核(感覚神経・中脳)
  • 三叉神経主知覚核(感覚神経・橋)
  • 三叉神経脊髄路核(感覚神経・延髄)
  • 三叉神経運動核 (運動神経・橋)

「三叉神経中脳路核」は、咀嚼筋の筋紡錘や腱紡錘からの情報が入るところです。 つまり、咀嚼筋の緊張度を感知しています。 ここが狂えば、咀嚼筋の緊張度がおかしくなってしまいます。 それは、下顎の位置がずれることを意味し、顎関節症に深く関係します。


「三叉神経主知覚核」は、顔面部の触圧覚の入力があります。 当然、顎周辺の触圧覚も感じています。 ここが狂ってくると、顎に違和感などを覚えることもあります。


「三叉神経脊髄路核」は、顔面部の温痛覚の入力があります。 ここが狂うと顎などに痛みを感じやすくなるのは容易に想像がつくでしょう。 「三叉神経運動覚」は、咀嚼筋の運動をコントロールしているところです。 ここが狂うと、顎がうまく動かせなくなります。


つまり、顎関節症は三叉神経の4つの神経全てに 異常を起こすことが多いのです。


そして、この4つの神経に異常が起こるということは、 それぞれの神経核がある、中脳・橋・延髄の機能が乱れ、 自律神経系の働きがおかしくなり、 頭痛・めまい・不眠・吐き気・など様々な不快な症状が現れるのです。


顎関節症が全身の症状に関係するということを 生理学的にお伝えすると、このような形になります。


顎関節症を改善させれば、当然これら三叉神経の4つの神経は正常化し、 中脳・橋・延髄の働きも正常化していくのです。 これは自律神経の機能が正常化するということなのです。


いかがでしたでしょうか。 少し解剖生理が入り、文字だけでは理解しづらいかもしれませんが、 本コースでは、こういったことも解剖学図を見ながら 原因から治し方まで丁寧に説明しますので、 理解しやすいと好評をいただいています。


しかも、大事なところは何度も説明します。笑 そのため、顎関節症に対して自信をもって施術できるようになります。


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