2025年06月のメルマガ

脳のエラーによるめまい  ~早割 6/30まで~ 日本自律神経研究会 No.303

配信日:2025.06.23

こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


前回は、前庭(平衡感覚)と眼球運動(目)の協調がズレることでめまいが起こるという話をお届けしました。

今回はその続きを、もう少し神経学的に深掘りしていきます。


● 脳のエラー + 刺激への過敏 


✧ 歩いていて視界が揺れる
✧ 振り向いた瞬間にクラッとする
✧ 人混みや乗り物で吐き気がする…


こうした症状の背景には、脳が「感覚の入力を処理しきれない」状態が隠れています。
ポイントは2つ。


① 視覚と前庭感覚がズレている
② そのズレに脳が過敏に反応する


特に、小脳や前頭葉による"予測と修正"の仕組みがうまく働かないと、ちょっとしたこと(視線移動、首の回旋、光)でもクラッとしたり、吐き気や動悸といった自律神経反応を引き起こしたりしてしまうのです。


● 「ズレ」と「過敏性」の正体を見抜く技術 


『カンや経験に頼らないめまいの治し方セミナー』では、この"脳のエラー"と"過敏"を…


  • どの神経ルートで起こっているのか?
  • どう評価し、どうアプローチすればいいのか?

を構造的に整理して理解できるようになります。


【詳細・お申し込みはこちら
※6/30(月)で早割は終了します。


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人


インスタ始めています 日本自律神経研究会 No.302

配信日:2025.06.10

こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


業界向けと患者さん向けのインスタを始めています。
よかったらフォローしてください。
学びになる情報があると思います。


業界向けインスタ


患者さん向けインスタ


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人


起立性調節障害・昼夜逆転・HSP 日本自律神経研究会 No.301

配信日:2025.06.06

こんにちは、日本自律神経研究会(JANA)の鈴木です。


あなたのもとには、こんな患者さんが来ませんか?


  • 朝起きられない…起立性調節障害
  • 夜眠れない・昼間眠い…昼夜逆転
  • いつも緊張して疲れやすい…HSP(過敏症)

こうした症状は今、大人から子どもまで増えています。
しかし、どれだけ自律神経を整えても改善しない…
そんな壁に直面していないでしょうか?


その背景にあるのが、
「原始反射の残存」と「脳幹レベルの緊張」です。
放置すれば、うつ・パニックへと進行するケースも多々あります。


● 原因は赤ちゃんの頃に…? 


上記のことを踏まえ今回のセミナーでは、特に以下の3つの原始反射に注目し、起立性低血圧、昼夜逆転、HSPの症状に効果的な神経学的アプローチ法をお教えします。


◆ モロー反射
常に「ビクッ」と反応してしまう脳と体に

脳幹を過剰覚醒状態に。
交感神経が過剰に亢進するだけでなく、夜間の覚醒、不安の慢性化、感覚過敏を引き起こします。


◆ 吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)
「愛着」が育ちにくい神経構造に
情緒の不安定、対人緊張など、HSPに深く関与。
副交感神経の弱さを作り、人への依存が強くなったり人に対して過敏になるなど、心の不安定につながります。 す。


◆ TLR(緊張性迷路反射)
重力に逆らえない体・姿勢が崩れる脳に

慢性疲労、脱力感、めまいに深く関与。
不安定さから交感神経の過剰亢進へ。
脳への過剰刺激により解離症状を引き起こすことも。


● 原始反射への神経学的アプローチとは? 


このセミナーでは、「この反射が残っていたら○○しましょう」という単純な手法ではなく、神経学をベースに前庭系・迷走神経系・脳幹ネットワークを理解し、クライアントの個別の神経状態に合わせた施術を学びます。


なぜ効果があるのか?
を理解した上で、すぐに臨床で使える力を養います。


● カギとなるポリヴェイガル理論 


今回のセミナーは、原始反射の話だけで終わりません。


"なぜ反射が残るのか"
"なぜ不安や人間関係でトラブルが起きるのか"
その背景にある、神経系全体の働きに迫ります。


また、今世界中で注目されている神経理論である「ポリヴェイガル理論」も含めながら解説しますので、ストレスと原始反射の関係も詳しく解説します。


◆ ポリヴェイガル理論とは?


これは、迷走神経の働きを中心とした"安全・防衛・人間関係"の理論であり、単なる自律神経の話を超えて…


  • ✓ 人間関係のストレス反応
  • ✓ 安心できる環境づくり
  • ✓ トラウマや解離の背景にある神経制御

まで扱える、「体・心・つながり」を統合する神経学です。


反射が残っているから不安になるのではなく、「安心できない神経状態だから反射が残る」


あるいは…
「ストレスが重なることで消えていた原始反射が再び現れてくる」
という視点。


「原始反射」に「神経学」とこの「ポリヴェイガル理論」を加えることで、施術の幅が一気に広がります。


このセミナーの名前は…


レベルアップセミナー26
原始反射×神経学 実践セミナー
with ポリヴェイガル理論


ご興味のある方はこちらをご覧ください


日本自律神経研究会 代表 鈴木直人




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